俺を抱け!
「なぁ和也、何でお前、俺のこと抱かねーの?」
「何言い出すかと思えば。抱かねーよ、大体、俺男だし。」
「は?何言ってんだよ御曹司のくせに。
帝愛だろお前。馬鹿じゃねーの!
お前の真ん中についてんのは飾りかよ!
大体なぁ、サディストとか!人の心は霧だとか!
お前厨二かよ!言うこといちいち恥ずかしーんだよ、
うっわくっせぇ!邪気眼くせぇ!なに、なになに欠損ルーレットとか!
お前それ作ったの!?手作りかよ!
金にもの言わせてギャンブルか。
うわだっせぇ!なにそれ!
『俺のおじさんヤクザやぞ』とか言ってる小学生と同レベルか!」
「なんで・・・なんでそんな酷い事急に言うんだよ!カイジひでぇ!うわーん!」
「大体お前キモイんだよ!見た目もダセーし!
なに!その花柄シャツ(笑)
似合わねーんだよ中身もキモイし、おい厨二!
小説家(笑)俺を認めさせる(笑)とか言ってんじゃねーよ!
見たものじゃないと書けない(笑)だっせ(笑)
お前の娯楽のせいで何人死んだと思ってる!
は?ごめん?何ば言いようとや?
『ごめん』じゃなかろうもん。死ねよ。
ほら、包丁貸しちゃあけんよ。
そら、死ねって。ゴミが。
死ねち言いよろうが。何で死なんとや?
は?泣く?泣くったい。
はーっ、頭が下がりますなぁ。
泣けばよかとですか。
みなさーん、ゴミが泣いとうぜー。
うるせぇったいバカが。
いいけん死ねって、ほら。はよ死ねって。
なぁ。さっさとやれやアホが。
できねーのか。
なら俺を抱けって。」
和也は泣きながらカイジを抱きましたとさ。
おしまい
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